介護され人

障がい者の日常を短歌に詠む

吾子の笑み

吾子の遺影に供える柘榴の一枝に巡る思い出
白い帽子の笑み愛し



教会からザクロの枝を貰ってかえり、六歳で病死した
息子の遺影の前に飾ります。幼児洗礼を受けて教会を
遊び場にしていた息子への思いから、園庭のザクロを
遺影に供える事がいつの間にか毎年の行事の様になっ
てしまいました。